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震災から5年 第4回東日本大震災復興シンポジウム・復興慰霊式

教訓を100年後の未来にむけて

 あの3・11の東日本大震災から5年となる3月10~11日、中同協は第4回東日本大震災復興シンポジウム・復興慰霊式を開催し、全国33同友会および中同協から162名の参加がありました。

 10日には福島県いわき市に集合し、貸切バスで国道6号線を北上。福島同友会のいわき地区や相双地区のメンバーの生々しい話を聞きながら、帰還困難区域に入り原発事故の被害の状況、五感では感じることができない放射能被害の恐ろしさを感じました。

 実際に見た感想として「原発事故はまったく次元の違う課題」「新聞やテレビでみるのとは違い、何も変わっていない状況に衝撃を受けている」など、それぞれが原発事故の現実を目と心に焼き付け、人が住めない地域を決してつくってはならないと強く感じて宮城県仙台市に入りました。

 11日にはシンポジウム、復興慰霊式を開催しました。シンポジウムでは、増田聡氏(東北大学大学院経済学研究科教授)より「震災復興政策の検証と新産業創出への提言」をテーマに基調講演、被災3県からの実践報告などがあり、グループ討論で学びあいました。

 14時46分には復興慰霊式として、震災の犠牲者を悼み黙とうをささげ、鋤柄修・中同協会長からの式辞、広浜・中同協幹事長から「東日本大震災から5年の教訓を未来へ」としてまとめがあり、本シンポジウムのアピールを確認しました。

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