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東日本大震災復興シンポジウムに全ての同友会からご参加を

カテゴリー: シンポジウム

3月10~11日に中同協主催の第4回東日本大震災復興シンポジウムが開催されます。開催にあたり福島同友会の増子勉・福島REES担当常任理事から参加の呼びかけを紹介します。

浪江町(立ち入り制限区域)の入り口

浪江町(立ち入り制限区域)の入り口。町内全域防犯カメラ設置の看板があります

福島第1原子力発電所1号機の営業運転が開始されたのは1971年3月。今から45年前、あの高度経済成長の絶頂期です。

先日、NHK新日本紀行(1963年から18年半続いた長寿番組)のアーカイブで、福島第一原発の棟上式と思われる映像が流れていました。日本がダイナミックな高度成長期に入る中、このままでは、わたしたちは成長に取り残されるという思いがあったのでしょう。むき出しの原子炉のそばで、地元の方々がお祝いの踊りを披露しています。その映像からは、喜びにあふれる様子が感じとれます。

2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ5年。今でも10万人の福島県民が避難生活を余儀なくされています。節目となる今回の第4回震災復興シンポジウムは、福島県いわき市のいわき駅前に集合していただき、バス3台で太平洋沿岸を仙台市まで約150メートルを北上します。途中、帰還困難区域の浪江町で、原発の大型クレーンが近くに見えるところまで入ります。

きっと帰還困難区域に入ったとたん、一気に景色が変わることに驚かれるかも知れません。でも、1度は、目に焼きつけておくことも大切なことだと思います。また、車中、地元会員が今の現状、当時の体験をお話ししますのでよろしくお願いします。

ぜひ、全ての同友会からのご参加をお待ちしています。

 福島同友会REES担当常任理事 増子 勉

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