東日本大震災から2年、地震・津波・原発事故からの真の復興、人としての暮らしが保障される「人間の復興」は、どこまですすんできたでしょうか。
岩手、宮城、福島各同友会で復興へ向けた取り組みが展開され、各同友会からもさまざまな支援が行われてきました。しかしながら、被災地では事業再開はしたものの、売上が戻らない、採用したくても応募がない、福島ではさらに除染が進まず、いつ地元に帰れるかわからないなどの課題が横たわっています。これらの課題は被災地だけのものではありません。震災の教訓を全同友会のものとし、その風化を防ぐため、中同協では東日本大震災復興推進本部として、持続可能な社会をめざして復興へ向けた取り組みを検討する研究グループ「REES」を立ち上げるとともに、毎年復興シンポジウムをすることになりました。全国の同友会のみなさんの参加をお待ちしています。
