県例会で中同協鋤柄会長が報告
熊本同友会では、2012年度県例会の最後を締めくくる第3回県例会を、3月21日に熊本全日空ホテルニュースカイで開催しました。
当日は会員、ゲストを含め70名が参加しました。今回の例会は、東日本大震災からの復興と持続可能な社会を目指す中で、2012年8月に中同協東日本大震災復興推進本部の研究グループとして設置されたREESの取り組みについて理解を深めることを目的に開催されました。
当日は、鋤柄修中同協会長が『REES東日本大震災からの復興、持続可能な社会をめざして~同友会理念のもと、中小企業の立場からエネルギー問題を考える~』をテーマに、中小企業家の立場で震災からの復興をどのように考え生かしていくのかについて報告しました。
また、鋤柄会長は、被災地の方が今後復興に取り組んでいく中で必要としていることには、多くのビジネスチャンスが埋もれており、たとえ自社だけで取り組むことが難しいことでも同友会のネットワークを活用することで解決できることを力説。そして、「今回の震災で学んだ経験を自分のビジネスの中に取り込むことで新しい産業を生み出せるという夢を持って欲しい」と参加者を激励しました。
今回の県例会を通じて参加者は、被災地の企業の現状を知るとともに、震災からの復興を経営者の視点でとらえるためのヒントを得る機会となりました。
「中小企業家しんぶん」 2013年 5月 5日号より