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【宮城同友会】「東日本大震災復興に向けてのシンポジウムin宮城」で小野リース・小野明子社長がパネリストを務めました

 内閣府などが主催する「東日本大震災復興に向けてのシンポジウムin宮城~今こそ女性のパワーを発揮しよう~」が、6/28にせんだいメディアテークで行われ、小野リース(株)の小野明子社長(若林地区会員)がパネリストを務めました。震災に立ち向かうべく各方面で活躍する女性たちが現状と展望を語り、小野氏は被災地の女性経営者の代表として報告しました。

 

震災により全社員が自分たちの使命を再確認

 

[小野明子氏報告より抜粋]
 「専業主婦だった私が、夫が昭和40年に創業した会社に入社したのは2005年のこと。社内改革の必要性を感じていたところにお客様が紹介してくれたのが同友会でした。経営者としての学びから『社員とともに』の精神が大切であることを痛感し、経営指針を作成後の2009年に代表取締役に就任しました。社員が働きやすい職場環境づくりを願う日々の私の姿を見てくれていた社員たちが、次第に心を開いてくれるようになる中、『互いに共有する』というリースの本質的な役割と価値に気づかされました。
 今回の震災では、社屋や工場、約280台のリース重機にも大きな損害がありましたが、全社員が自分たちの使命を再確認することにもつながりました。 2009年から新たな柱として取り組んできた建設機械の講習(技能・特別・安全衛生教育)には、復興に向けた資格取得のニーズから、申し込みが増えています。震災をのりきり、外部環境に左右されない強靭な経営体質を構築していくためにも、社員のやる気を引き出しながら、その社員に信頼される自分であるよう常に挑戦し続けてまいります」

 復興のあゆみが進むにつれ、今後必然的に女性の就労や地域での活躍が望まれるようになっていきます。生活者(女性)の視点から東北の元気、日本の元気を取り戻そうという小野氏をはじめとしたそれぞれの女性たちの力強い報告は、参加者を励まし、勇気づけるものとなりました。

シンポジウムの様子

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