東日本大震災が発生した2011年3月11日から5年が経ちました。震災を風化させず、未来への教訓としてつないでいくために、中同協は3月11日に『記録集 東日本大震災から5年 中小企業家の絆』を発行しました。
逆境に立ち向かい、地域の会員が復興に向けて取り組む姿は地域の希望となっており、全国的な教訓として企業経営や同友会活動に生かせるものとなっています。
記録集は3部構成となっています。第一部は「東日本大震災から5年」として、中同協会長と岩手・宮城・福島の各代表理事・理事長談話と座談会の概要が紹介されています。
第2部は震災が起きてから5年の全国の動きを年度ごとに振り返り、東日本大震災復興シンポジウムでの記念講演や瓜田・中同協事務局員の被災地訪問録など多角的な視点で復興の取り組みを紹介。また、岩手・宮城・福島の5年間の活動の記録と各会員企業の経営実践における復興への歩みがまとめられています。
第3部は資料集として、過去の東日本大震災復興シンポジウムのアピール文などを掲載しています。
発行元・中小企業家同友会全国協議会。A4判、頒価1500円。お求めはご所属の同友会事務局まで。