砥意志とは、意志を砥きあう、「食のつくり手」たちのことです。研究会の場を砥石になぞらえ、一人ひとりの事業者が「砥ぎ手」になって、それぞれの商品を砥ぎ続け「季節かおる、いとおしい食」を届けようと震災から5年が経つ今年、3月7日に立ち上げました。
参加するメンバー全員で、それぞれの地を訪れ、それぞれの商品を味わい、志を一つにして、「意志」を商品に込めて届けます。
岩手同友会からは200年続く味噌醤油醸造もとの(株)八木澤商店(河野通洋代表取締役)、(株)高田自動車学校の農業部門としてスタートした(有)満福農園(田村代表取締役)、自ら生産した米を原料に米粉麺の製造を行うひころいちファーム(村上一憲代表)、無肥料、無農薬の自然栽培米を生産する勘六縁(菊池陽佑代表)の4社、そのほか地元企業2社が協同でアソート商品の企画と販売を行っています。
各企業の自慢の商品を取り揃えた第1弾の商品「たねのきもち」は現在完売し、第2弾「たねのきもち~夏のお飲みもの篇」が販売されています。(有)満福農園が生産する「アイコ」、「イエローアイコ」、「フルティカ」の3種のトマトを加工したジュースと「海にいちばん近いりんご園」のらら・ぱれっとの3種のリンゴジュースを揃えました。品種によって異なる多彩な味わいを堪能できます。
食のつくり手として互いを尊重し、互いに研鑽を続ける砥意志のメンバー。秋の収穫祭では満面の笑顔で生まれたばかりの握り飯を頬張り語り合い、時にそれぞれの商品について遠慮なく思いをぶつけ合う。震災を機会に生まれたこのプロジェクトは、第3弾となる商品開発のために現在も砥ぎ続けています。お申し込みは左記URLより。