【2011.03.16】青森同友会事務局より第4報(16:10)
青森県では県南、八戸地区の皆さまが影響を受けられています。
さて、これまでに把握した県内会員の一部状況をお知らせいたします。
畜産関係・・八戸飼料ターミナル利用できず、餌制限している。北海道から回す予定 入荷未定、配送用油不足
食品製造・・14日から操業、但し原材料入荷不明で、いつまで生産できるか。宮古に工場あり壊滅
資材関係・・東北からの入荷ルートなくなり、仕入れ未定で原料不足になる可能性
建設関係・・13日よりお客様回り、浜・漁業関係多い復旧工事に全社員総出で対応
飲食関係・・避難先になっていた施設に飲み物2千杯提供、居酒屋さんは食べ物提供 宴会キャンセル、客足なし
食品販売・・13日から営業、生鮮は売るモノほとんどなし、客足少なし
石油スタンド・・出荷制限で、一般客に対応できず長蛇の列
工務店・・破損工事の依頼あるが物流停滞で資材の入荷なし 等々
【2011.03.14】市村事務局長より第3報(20:07)
被災県ではありますが、岩手、宮城はじめ各県の甚大な被災者に向けて青森でも募金活動と救援物資の要請を開始しました。
会員の中にはガソリンを周りから集めて宮城の同業者に発電機などを届けてきた方もおります。
八戸の製麺業の会員は岩手県宮古に工場を持っていましたが全滅したとのことです。畜産業の方は穀物ターミナルが操業不能で生かせるだけの最小限の餌でしのいでいるとのことです。徐々に、影響の大きさが判明してきています。
【2011.03.14】市村事務局長より第2報(11:36)
青森県内は被害が心配された八戸地区は昨日から停電が回復して役員と一部の会員の皆さんと連絡が取れ始めました。地震で一部破損など数十万程度の被害が出た会社もありました。津波による被害は社員2名の自宅が浸水被災した会社もあります。また、会社の真ん前の道路まで冠水して危うく難を免れたところもあります。
港、川近くの八戸酒造さんはレンガづくりのため浸水を防ぎ、津波の直接被害を免れましたが、近所の建物は被害を被っているそうです。
青森県内は一部停電があるものの復旧、八戸地方は水道とガスが一部ストップです。但し、ガソリン、灯油の供給が制限されていますし、スーパーも食料品の供給が少なく 買い回りに走っています。
【2011.03.14】事務局より会員への連絡(15:47)
東北・関東大震災に関連して会員の皆さまへお知らせ
「お取引先ならびに関係者の皆さまへの今後の対応について」
県内外の後の対応として、県外の取引先を中心に、被害がなかったというFAXかメールなどで各方面のお客様、取引先に送る必要があると思われます。今後の対応は、自粛ムードと風評被害ということを念頭において頂き、適切かつ迅速な対応を各企業にてお願いします。
会社においても、すぐにホームページに被害状況や自社の状況をすぐにアップすること、顧客にすぐにメール等で状況報告することが大変重要となります。顧客や取引先において被害状況がわからないということ、会社において被害状況を知らせていないということが風評被害の原因の一つとなります。
「被害が軽微で復旧支援に取組んでいる」「物が動くなどの被害はあったもの営業体制・生産体制を速やかに整え復旧した」「営業体制には問題はないが、高速道路の通行止めのため、配達には多少遅れが生じる」などといったことをこちらから発信することが必要となります。こうすることで自粛ムードや風評被害などの二次的被害が拡大することをある程度未然に防ぐことができます。
【2011.03.11】市村事務局長より第1報(16:44)
青森県の地震の状況です。青森は理事会の最中でしたが、県内特に八戸地方の状況が危険ということですぐに中止しました。県内全域は停電が続き、一部水道、ガスの供給が止まっていますが県南八戸の海岸付近の津波被災以外は報道によると大きな被害は発生しておりません。
事務局はやっと停電が解除されました。八戸地区会員の状況は携帯電話が通じず詳細は把握できていませんので、メールにて情報を収集いたします。